健診・検診・人間ドッグの違い

健診と検診、人間ドッグは健康管理や疾病の早期発見を目的とした医療サービスですが、それぞれ違いがあります。

健診は一般的な健康診断や身体のチェックを目的として行われるもので、いわゆる健康診断のことです。

予防医学の観点から定期的な身体検査や尿検査、血液検査、レントゲンなど一般的な検査をしていきます。

一般の医療機関や健診センターで提供されることが多く、一定の頻度で受けることが推奨されます。

検診は、特定の病気や疾病を発見するために行われるプログラムです。

代表例としてがん検診が挙げられ、大腸がんや乳がん、胃がん、子宮がん、肺がんなどさまざまな種類があります。

検診はこうした病気や疾病の早期発見を目的に、検診センターをはじめとする医療機関で行われている検査です。

自治体が予防を目的とした公的なプログラムとして、一定の年齢層の住民に提供している場合もあります。

人間ドッグは総合的な健康診断のプログラムで、こちらも一般的には健康診断センターなどで受けることが可能です。

健康診断の中でもさらに詳しく、専門的な検査を受けられます。

内視鏡検査やMRI、超音波検査といった一般の病院では受けられないような高度な検査が含まれている場合も珍しくありません。

忙しかったり、予約が億劫だったりと後回しにしがちな検査ですが、自分の身体の状態を知っておくことは大切です。

面倒くさがらずに、年に1回を目安にこのような検査を受けてみるのが良いでしょう。