看護師の1日の仕事の流れ
健康診断は身体の健康状態を確認し、病気の早期発見につなげる目的で多くの人が利用しています。
また、病気の早期発見のほか、生活習慣の見直しを行うきっかけとしても役立っているのが特徴です。
健診センターで働く看護師は多い日には1日に100人ほど対応するうえ、身体を調べる検査業務も多岐にわたります。
しかし、基本的に検査項目は決まっているため、病棟業務と比べてルーティンが多くなります。
健診センターで働く看護師の1日は、その日の予約人数の確認から始まるでしょう。
健診は予約で受け付けている施設がほとんどで、1日の検査人数もその日の朝の段階である程度わかっています。
そのため、人数に応じた測定や検査の準備を行うのも看護師の役目です。
健診が始まると採血や身長体重測定、聴力検査、視力検査、心電図検査など補助業務も含めさまざまな業務に携わります。
その日1日の役割を割り振られることが多いですが、施設によっては複数の項目を兼任して担当する場合もあります。
お昼の食事休憩を挟んで、午後も引き続き健診業務です。
その日の予約人数によっては、健診業務が終了した後に書類整理などを行うことがあります。
終業前にはその日のデータ入力や必要書類の準備、翌日の業務確認などもしなければなりません。
1日が終わるのは、大体16時半〜17時頃が多いです。
健診センターで働く看護師の業務は、全体的にルーティン業務をてきぱきとこなす流れとなります。